自転車選びにおいて、当然走る場所及び用途を考える必要があります。
用途としては、娯楽(ポタリング、サイクリング、旅行、曲乗り)、実用(買物、通学、通勤)及び競技の3種類が主なものでしょう。
まずは自転車にどんな種類があるのかを知るところからはじめましょ。
■シティサイクル
軽快車又はママチャリとも呼ばれるシティサイクル。
主に短距離の買物、通学、通勤(主に駅まで)およびポタリングなどに使われます。
いわば実用車ですね。
販売数は他の車種に比べて圧倒的に多いです。
基本的な仕様としては前かご、発電ランプ、ベル、錠、泥除け、チェーンケース(カバー)およびスタンドが標準的に付いています。
■折りたたみ自転車
車、電車、船および飛行機などで運搬するために、折りたたみ出来るようにした短距離用自転車です。
車輪寸法は、16型、18型および20型程度が多くなっています。
大きいほうが当然走行性能は良いでしょう。
一般の自転車の上管と下管が一体となった、角に丸みのある長方形断面の1本の胴が頭管と立管を結合していて、この胴を立管の近くで折りたたむものが多いです。
折りたたんだときに、ちょうど半分に、前輪と後輪が重なると折りたたみ後の寸法がもっとも小さくなります。
長いハンドル支柱も折りたたみ、長いサドル支柱は立管の中へ押し込みます。
そして折りたたみ時のペダル高さを低くするために、立管を貫通して地面まで出るようになっています。
そのため、ボトムブラケットは立管の下端からオフセットして取り付けてあります。
ペダルを折りたためるものもあります。
また、本体の素材がチタン製で、7kg前後と軽いものもあるようです。
長距離を手で運搬する場合、質量は12kg以下であることが望ましいでしょう。
■マウンテンバイク(MTB)
山(マウンテン)や丘などのオフロードをガシガシ走るスポーツ又は娯楽用の自転車として米国で開発されました。
悪路を走破する為車体は非常に頑丈に作られています。
そのため、骨組み型式は菱形フレームが基本となっています。
足場の悪い場所での停止や待ちなどのために、上管をまたいで立てるよう 、立管は短かめで、股すきまを確保するために、上管は後ろ下がりの傾きに配置されています。
サドル支柱は、短めの立管を補うために、長めとなっています。
そのため横方向の剛性については幾分低下しおり、脚力のほんの一部が吸収されます。
■ロードレーサー
公道で行われる競技(ツール・ド・フランスなど)に使われる競技自転車(レーサー)です。
サイクリングや日帰りの旅行及び健康のための運動にも使われます。
クイックリリース車軸、フリーホイール、変速機およびトウクリップ付きまたは結合形ペダルを装備しています。
ハンドルはドロップハンドルで、タイヤは細い700Cチューブラータイヤを使っています。
ブレーキはカンティブレーキなどが使われ、サドルは幅の狭い競技サドルが付いています。
競技用に軽く、かつ空気抵抗を減らすために泥よけ、スタンド、チェーンケース(カバー)、荷台およびランプは付いていません。
質量はほとんどが10kg以下そして軽いものは8kg以下。
ただし、UCI はロード、トラックおよびサイクロクロスの競技に使うことのできる自転車の質量下限は6.8kgと規定しています。
ギア比はマウンテンバイクより高めで範囲は相対的に広くなく、接近しています。
